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『神様の言うとおり』をネタバレ無しであらすじ解説!密室からの脱出を目指す謎解きサスペンス

みなさんは「神様の言うとおり」という漫画を知っていますか?
週刊少年マガジンで連載されていた、デスゲームを繰り広げる漫画です。
福士蒼汰さんが主演を演じ、映画化にもなりましたね。

神様の言うとおりの単行本は「壱」が5巻まで販売されており、神と戦うのですが…。
その「神様の言うとおり」、実は二部構成になっているのをご存知ですか?
壱部は映画化にもなり有名ですが、途中で本編は弐部へと受け継がれストーリーは進んでいくのです。
壱部だけで終わっているファンの方!!
弐部の面白さも含め、今回はその「神様の言うとおり」の面白さについてお伝えしたいと思います!

あらすじ

壱部の主人公、高畑 瞬(たかはた しゅん)どこにでもいる普通の高校生。
そんな瞬は毎日が退屈に感じていました。
ごく普通の日常生活の中、突如教室に現れる謎のだるま……。
そして意味も分からないままいきなり始まるデスゲーム。
平穏な日常を壊し、瞬は仲間達と生きる事を強く願い、デスゲームに挑むのです。

弐部では主人公が変わり視点が変わります。
壱部は学校に通っていた人のお話で、弐部はその日学校に行っていなかった高校生のお話です。
弐部の主人公、明石 靖人(あかし やすと)はその日、親友の青山と喧嘩し学校から抜け出している時、学校ではだるまのデスゲームが行われていた。
明石はその夜、学校に行ってない人(不良)を迎えにきた二宮金次郎に乗っていざ戦場へ向かうのです。
弐部は言わば壱部の裏側を描いた漫画です。

最終的は話が繋がり、非常に面白くなってきます。
壱部だけ知ってる人も、弐部だけ知ってる人も、両方読んだ方が2倍楽しめる構造になっています。
勿論、片方だけでもとても面白いです。

主要人物

壱部、弐部で主要となってくる人物を紹介したいと思います!
この人物たちは作中でかなり影響力があり、それぞれの想いにも注目です!
ラスボスである「神まろ」を目指すが、その思いは皆バラバラ。
同じデスゲームを乗り越えた人物だが、描くゴールが違う…。
ここには戦いが待っているのか。

壱部 主人公 高畑 瞬

(出典:講談社 原作・原案/金城宗幸  作画/ 藤村緋二 神様の言うとおりコミックスより引用)

このデスゲームを終わらせる為、神を倒す事に燃える壱部の主人公。
時折見せる超人的な姿はまさに神の如し、数々の危機を乗り越えていく。
情に厚く味方の為に自分を犠牲にする。

壱部 天谷 武

(出典:講談社 原作・原案/金城宗幸  作画/ 藤村緋二 神様の言うとおりコミックスより引用)

神になりたいと願う少し外れた人物。
高い身体能力とぶっ飛んだ思考が瞬に影響を与える。
壊す事で生を感じる非常に危険な人物。

弐部 主人公 明石 靖人

(出典:講談社 原作・原案/金城宗幸  作画/ 藤村緋二 神様の言うとおりコミックスより引用)

正義感に溢れ常に仲間と困難を乗り越えて行く、言わばチームワークを主とした考えの主人公。
だが人の死をあざ笑う奴には豹変し、死をも恐れず立ち向かう。
神さま言うとおりの総合的な主人公は、この明石なのかもしれない。

弐部 丑三 清志郎

(出典:講談社 原作・原案/金城宗幸  作画/ 藤村緋二 神様の言うとおりコミックスより引用)

天谷同様神になりたいと願う。
世界が滅べばいいと願う人間で、天谷とは違う方向で外れている。
弐部の途中から明石に惚れこんでいて、最後まで明石に付いて行く覚悟は並外れている。
デスゲームを戦い抜くのも、明石の為にと目的が変わってくる。

見どころ

神様の言うとおりの見どころを知らずとも、面白いのですが知っていれば、読みたくなってうずうずするでしょう(笑)
最近はかなりリアルなデスゲームが増えてきましたが、神様の言うとおりは優しい方なので、苦手な方でも安心して読めると思いますよ!
勿論、女性にもおすすめな漫画なので1度手に取って見て下さいね!
では早速、見どころを紹介します!

デスゲーム

何と言ってもデスゲームの面白さです。
その種類は豊富で「どうしらクリア出来るのか?」なんて考えると余計に楽しいです。
最初に出て来ただるまでいうと背中のボタンを押したら終わり。
などゲームが進めば進む程、内容は濃くなり、グッと楽しさが増えて行きます。

トンチの効いたお題など、壱部と弐部でまた違ったデスゲームも十分に楽しめる一つだと思います。
謎の多いデスゲームは進むにつれ、難易度が上がり更には規模もデカくなっていきます。
1つ1つがかなり見応えがあるので見てて飽きないですね!

出会い、別れ

作中に出てくる登場人物もゲーム中に友情を築いた友と別れ、次のゲームで新しい友と出会い、また別れてと悲しいくらい出会いと別れが多いです。
1人1人の想いも良く描かれており、高校生ならではの青春もしっかりと描かれています。
そんな登場人物に感情移入する事も多く、望みたくない結末も非常に多いですが、その中で描かれるいくつものシーンが主人公達に力を与え、強く前に進んで行けるのです。
1人1人のキャラの個性が良く描かれているので、「ここで死んじゃうの?」って事が多いです…。
漫画とか読んでいると、死にそうな奴、裏切りそうな奴って分かってきますよね?
神様の言う通りでは驚かされる事が非常に多い印象です!