今回紹介するのはマガジンで新連載された「ギャンブラーズパレード」という漫画です。
原作:小高和剛 漫画:中山敦支の2人による作品ですね。
ギャンブルを憎み正義を愛する高校教師による、ギャンブルバトル漫画といった所でしょうか。
少年誌には珍しいジャンルの参入ですので、中々期待値が上がりますね!
では早速、あらすじを見ていきましょう!
あらすじ
舞台は日本のとある島から始まります。
転校初日から遅刻で学校に急ぐのは「東雲花梨」という女子高生。
花梨は不運体質なのか、とにかく花梨の身には不運なことばかりが起きてしまいます(笑)
さて、転校初日から不運連続の花梨は見事に遅刻…。
担任の先生からは、次からはないようにと軽い注意程度で済んでますね。
去り際に先生が花梨に忠告を1つします。
「この学校ではギャンブルが流行っている」
学校ではギャンブルは校則違反と説明している途中だったが、花梨はすぐに自分はギャンブルはやらないと、口を挟みます。
花梨は遅刻したせいで学校はもう昼休み。
購買を探す花梨は歩行者にぶつかってしまいました。
明らかにぶつかられたように見えますが…(笑)
彼女の服は濡れてしまい、ひたすら謝る花梨をその彼女は優しく許して上げます。
しかも学校を案内して上げるという特典付きで!
これにいは花梨も色んなとこから色んなものが流れ出ます(笑)
鼻から目から口から…。
こうして2人で校内を回りますが、案内された場所は…。
ヤンキーの巣窟のような場所に連れてこられてしまいます。
そこにいたボス的存在の男から花梨は「オレらと一緒にギャンブルして遊ぼうぜ」と脅され、自分がはめられた事に気付きます。
ゲームはコインを使った単純なゲームですが、そのレートが高レート。
コイン1枚1万円の価値があり、お互い10枚ずつ保持それを奪い合う。
用意されたのは4つのカップ。
そこには☓1~☓4と書かれており、親と子が交互にコインを隠しそれを当てるというゲーム。
まず親が1つのカップの中にコインを隠し、子がそれを当てる。
当てればそのカップに書いてあるレートのコインを貰える。
逆に外せばそのレート分のコインを支払うというゲームのようですね。
どれにいれるかも自由の心理戦。
花梨はこんなゲームには無縁なのか、さっぱり分からぬままゲームがスタート。
そして見事に外します…(笑)
まずは3万負けからの花梨。
確実に劣勢のままゲームが進みが、男がハンデなのか自分の目に黒い布を覆い視界を塞ぎだします。
だが、花梨がコインを入れたカップを当てられしかもそのカップは☓4のカップ…。
これで7枚のコインを失った花梨。
もう勝ち目が無いと諦めている時、部屋の後ろから物凄い爆発がッ!!
校舎内でこんな事になったら一大事でしょ(笑)
そこに現れたのは担任の「蜘蛛手渚」
追い詰められた花梨の代わりに、ギャンブルの代行を引き受ける蜘蛛手はさらにレートを上げます。
コイン1枚で10万。
負ければ先生が全て負担し、もしも勝てば「二度とギャンブルには手を出すな」と忠告します。
ギャンブルに対して物凄い嫌悪感を抱いている蜘蛛手は、この世からギャンブラーを排除するのが目的のようです。
この蜘蛛手の提案に乗る男。
そしてゲームが始まろうとする時、蜘蛛手はギャンブルの拒絶反応で体が突然変異(笑)
この辺はギャンブルとは関係なさそうですね。
蜘蛛手は「ギャンブルでギャンブラーを殺す」とまで言い、まるで人が変わったような化け物に。
2人の勝負はたった2回で完全に蜘蛛手が優勢。
それにキレた男は、最後は全てのコインを掛けて勝負に出ます。
男の策略も見事に破り、蜘蛛手あっさりと勝利を収めてしまいます。
蜘蛛手はこの勝負の前に花梨に1つ頼みがあると言っていたのですが、そのお願いが自分が顧問をしている部への入部(笑)
なんか拍子抜けですが、花梨は文化部ってこともありあっさりとOK!
花梨が文化部の所へ向かった後、蜘蛛手は男達と何やら怪しい会話をしています。
なぜか男達に報酬の10万円と言い、お金を渡している。
この勝負そのもが打ち合わせし行われていたもので、花梨は蜘蛛手にとって必要な人材だったようです。
その為にこんな手の込んだことまで計画し、花梨を文化部へ誘ったみたいですね。
一方花梨は文化部の部室の前で固まっています。
部室にはなんか個性豊かな人が、自分の身を削りながらギャンブルしているのです。
先生が顧問をしている部は「賭博部」。
蜘蛛手は嫌いなギャンブルをギャンブルで喰い潰すのが目的で、そこに集まったのが賭博部なのでしょう。
彼らは「ピンクスパイダー」というチーム名で、花梨は知らぬ間に蜘蛛の巣へと掛かっていたのです。